患者様から歯についてよくいただくご質問にお答えします。
よくある質問

歯の治療について

初診なのですが、診療料金は高いですか?
初診の方には、お口の中に病気がある方とない方がいます。
虫歯など病気のある方(程度にもよりますが)で3割負担の方は、1,500円位から高くても5,000円に届くことはないと思います(たくさんの歯を1度に抜くなど特別な例は除く)。
病気のない方は、お口の状況やご要望によって異なりますので、まずはご相談ください。
料金のご説明を先にしますから、それを聞いて納得していただいてから施術をはじめます。
歯の治療は痛いので苦手です。痛くない治療方法はありませんか?
当院の歯の治療は、ほとんど痛みを感じることはありません。 歯の治療の際に患者さんが感じる痛みは、(1)麻酔注射の痛み(2)麻酔が効いていないことが原因の痛み、が主な原因です。当院では歯ぐきの表面に痛くない予備麻酔を行い、更に十分な時間をかけて麻酔を行いますので、ほとんど痛みを感じることはありません。
小さな虫歯を治療するとき、たくさん削られる感じがするのですが。
今の時代の歯科医師は、大学でなるべく歯を削る量を少なくするように学習します。ですから、いたずらにたくさん削っているのではなく、小さく見える虫歯も中で大きく広がっていることが多いのです(というか、ほとんどがそう)。歯科医師は虫歯を残すことはしませんので、そのように感じるだけです。安心して受診してください。
1本の歯に、すごく長い期間がかかることがあるのはなぜですか?
歯の神経が感染を起こしていない歯の治療は1回か2回で終わります。
しかし、歯の神経に感染が起こっていると、最低でも6回くらいはかかります。当院では、最新の高周波治療器を完備しており、瘴癘によっては4回くらいで終わる場合があります。詳しくは担当医にご相談ください。
3Mixって何ですか?
3種類の抗生物質(薬)を使って虫歯菌を除菌する治療法です。まだ歯科医学的に確立された治療法ではありませんが、当院では臨床的に有効な症例には使用しています。申し訳ありませんが、患者様が希望して使う類の治療法とは異なりますので、使用するかどうかは歯科医師にお任せください。

女性の歯の治療

授乳中なのですが、麻酔や薬は大丈夫ですか?
麻酔薬に関しては速やかに分解され、母乳に影響を与えることはありません。薬に関しては多少なりとも影響がありますので、粉ミルクに代えておくか薬の服用前に母乳を冷凍しておくと良いでしょう。
生理中ですが、歯を抜いてもいいですか?
体調に問題が無ければ大丈夫ですが、発熱が無いかどうかは調べておいて下さい。微熱があるようなら見送った方がいいでしょう。

入れ歯とインプラント

取り外しの入れ歯が合わなくて、よく噛めないのですが。
定期的な入れ歯の調整が必要です。 歯ぐきの形は少しずつ変化していきますので、ある程度の時間が経過すると入れ歯が合わなくなり、よく噛めなくなります。定期的に調整をすることで良い状態を保ち、しっかりと噛めるようになります。
取り外しの入れ歯がしっくり合わないのですが、他の治療法はありますか?
インプラント治療法をおすすめします。 インプラントとは人工の歯の根のことを指します。この人工の歯の根を歯ぐきの骨の中に入れることによって、ほとんどのケースで入れ歯を取り外す必要がなくなり、しっかりと噛めるようになります。インプラントについて »

子供の歯について

歯磨きは何歳から始めればいいですか?
歯が生えてきたら始めましょう。
はじめの間は濡れたガーゼで優しくぬぐう程度で結構です。
乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきました。どうすればいいですか?
永久歯が生えてくる位置がずれていて、乳歯との交換が上手く行われていない状態です。
早めに残った乳歯を歯科医院で抜きましょう。歯並びに悪影響を与える可能性が高いです。
おやつはダメなのですか?
おやつはお子様の身体の発育に必要なので、よほど虫歯リスクの高いお子様を除いては、毎日食べていただいて結構です。ただし1日に1回だけにして下さい。時間はお昼ご飯と夕ご飯のちょうど真ん中がいいでしょう。そして食べた後は、必ず15分後くらいに歯を磨きましょう。(美味しいおやつの余韻が無くなってからの歯磨きが効果的、というデータがあるからです。)

歯のケアその他

キシリトールガムはいいのですか?
砂糖等の糖類(ブドウ糖、ショ糖、果糖など)は口の中の虫歯菌によって分解されて酸になります。この酸が、歯を溶かして虫歯になるといわれています。しかしキシリトールは特別な糖類なので、虫歯菌が分解できないのです。分解されなければ酸も産生されませんから、歯は溶けない=虫歯にならないのです。しかもキシリトールは虫歯菌の住処であるプラークをまとめて歯から落ちやすくしますので、食後は歯磨きの前にキシリトールガムを咬むと、非常に効果的です。
歯ぎしりの予防法はありませんか?
歯ぎしりと聞いて、『私には関係ない。』と思った方は間違っています。人類は大なり小なり、必ず歯ぎしりをしています(ほとんどの人の歯ぎしりは音がしないだけ)。自覚のある人は全体の8%といわれています。実は歯が悪くなるのは細菌のせいだけではなく、この歯ぎしりによる力が大いに関係しているのです。
また顎関節症の原因にもなります。予防法としては以下の4つが効果的です。
① 筋肉のマッサージ
② 就寝時の姿勢(仰向けが良い)
③ ナイトガードを使用する(保険で作れます。ご相談ください)
④ 訓練(唇を閉じて、前歯の間を少し空ける)
人間の歯は何本あるのですか?
乳歯は前歯8本、犬歯4本、臼歯8本、の全部で20本です。永久歯は前歯8本、犬歯4本、小臼歯8本、大臼歯8本、の全部で28本です。親知らず(智歯といいます)がある人は、これに最大4本プラスされます。
マウスガード
※アップルデンタルクリニックは、公益財団法人日本スポーツ協会公認のスポーツデンティストです。
アップルデンタルスクール(院長ブログ)
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